国立高度専門医療研究センターは、独立行政法人国立がん研究センターや独立行政法人国立循環器病研究センターなど6法人の総称で、各法人は、日本国民の健康に影響のある特定の疾患(がん、脳卒中、心臓病などの疾病)の調査や研究をおこなう機関として、大きな役割を担っています。
各センターへの就職や転職は国立看護大学校の出身者が有利とされています。その理由は、国立看護大学校での実習先が複数の国立高度専門医療センターでおこなわれるということが挙げられます。国立がんセンター、国際医療センターなどで働きたいと考えている人にとっては、国立看護大学校出身者は非常に優遇されます。しかし、それ以外の学校の出身である看護師が就職や転職できないのかといえば、そんなことはなく、門戸は開かれています。
国立高度専門医療研究センターの中でも広く名前が知られていて看護師たちの就職先や転職先としてもっとも人気があるのは、国立がんセンターです。がん病棟での勤務は非常に過酷であるので、人気がなさそうに思われがちですが、そんなことはなく、国立看護大学校からの就職先としても、他の一般病院などからの転職先としても高い人気で求人倍率も高くなっています。また、国立成育医療センターも国立がんセンターに匹敵するほどの人気があり、求人倍率も高いものになっています。国立成育医療センターでは、子供と家族の医療と看護を総合的に行っているので、女性看護師にとっては大いに役立つ情報などが、仕事をしながら得られるというのが大きな魅力となっているのかもしれません。
概して、国立高度専門医療研究センターへの転職には、国立看護大学校の出身者ではない看護師にとっては大きなハードルとなります。がん、循環器病、精神・神経疾患、成育医療の高度先駆的医療や国際医療協力などの看護知識や技術を持っていることが就職や転職に有利であることは言うまでもありません。
国立高度専門医療研究センターへの転職をどうしても実現させたい場合は、国立精神・神経センター 精神・神経センターの人気が低いので狙い目です。しかし、学力や経験があっても面接試験で不合格になってしまう可能性も十分に考えられます。そういった不安をなくすためにも、看護師を対象とした「ナース人材バンク」「ナースではたらこ」「マイナビ看護師」などの求人サイトに登録し、情報収集をすることがおすすめです。自分の条件に合った求人先の紹介をしてもらうことが可能なので看護師の転職活動をスムーズに進めていくことができます。
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